ちょくじょうのブログか?

ちょくじょうか?

「ざくざくアクターズ」をめっちゃオススメします(特にワートリクラスタに)

 RPGツクールVX Aceで作成されたフリーゲーム「ざくざくアクターズ」にめちゃくちゃハマって、心を囚われてしまったので、ぜひとも多くの人に、もっと言うなら漫画「ワールドトリガー」が好きな人にやってほしいと思った! という記事です。

 

あらすじ

 舞台は、自分たちの世界とは異なる世界から、モノや生き物、人たちを呼び寄せる『召喚』という技術が当たり前に存在している世界。召喚士たちは、世界の発展のためや好奇心、思いつきや陰謀など、さまざまな思惑のもと、たくさんの存在をこの世界に『召喚』しました。

しかし、制限のない大量召喚が招いたのは、深刻な”供給過多”。

 一方的に連れてこられたにも関わらず、仕事も、生きるすべも与えられないまま社会から疎外された被召喚者たち。人々はいつからか、彼らを「ハグレ」と呼ぶようになりました。

 

 そんな世界の端っこで、物語は始まります。

 始まりはたった二人。小さなハグレの国王「デーリッチ」と、それを支える参謀「ローズマリー」。辺境にある朽ちた遺跡で、少女は宣言します。

 「ここにハグレたちを集めて、私たちの王国をつくる」

 

 

 ・・・という感じでざくざくアクターズは、ストーリーの軸に「王国をつくる」を据え、仲間を集め、王国を大きくしていくというゲームです。戦闘はターン制のRPGで、8人PTという、前衛4人と控え4人を戦闘中に入れ替えながら戦うという戦略性に幅のあるシステムを採用しています。

 時には近隣の住民の困りごとを解決したり、時には王国主催の大きなお祭りを開催したり、時には国や世界を守るための戦争にならざるをえなかったりしながら、やがてこの世界の根幹に触れていくというストーリー。日常ありシリアスあり、笑いあり涙ありのとてつもなく完成度が高いシナリオが魅力です。

 

 そう、シナリオがめっちゃいいんですよ…。うん…メインストーリーは4回泣いたし、クリア後の世界でもう1回泣いた…。

 そんなわけで、ネタバレは確かにほんのちょろっとだけしますけど、初見時の衝撃を損なわせずにこのゲームの、特にシナリオやキャラクターなどの創作物としての魅力について書けたらいいなって思います。何とかこの記事から”わかり手”のみならず新規プレイヤーを一人でも引きずり込めたら、ファンの一人として幸せだって思いますね…。

 

 あと、ゲームシステムについてはこの記事の最後にリンクしてあるレビューがとてつもなく優れているため、そちらに飛んでくださいね。

 

 

魅力1:数多くのキャラクター、誰もが本当に魅力的

 このゲーム、クリアしてしばらくは感想ブログやレビューを漁っていました(そしてわかるレビューに「わかる」って一人で言ってました)。すると、戦闘で起用されることが圧倒的に少ない数人を除いて、ほとんどのキャラクターの名前と性格が思い出せる・これはすごいことだとおっしゃってた方がいて、僕は思わず「わかる」って言ってました。

 なにせ現verで仲間になるキャラクター、38人いるんですよね。

 

 仲間になるキャラクターの多くは、異世界から『召喚』された「ハグレ」であるという性質上、常識の通用しない人間離れした容姿や文化を持っているため、比較的自由なキャラメイクが可能という、設定上の土台は整えられています。というかゲーム開始20分程度で最初に仲間になるキャラが小さなケルベロスに盗人やってたハーピィですからね。初手が三つ首犬に鳥人間て。しかし、それでもやはりキャラが被らないというのはすごいです。

 いや、被らないだけではなく、ちゃんと印象に残るっていうのがすごい。しかもなんというか、無駄な登場がないんですよ。全員に、仲間になる理由や事件があって、それらは別々の舞台で発生するんですけど、そのどれもがしっかりと最後に一本の線になる。非常に効率よく序盤に起きた事件の意味が回収され、作品の世界がしっかりと組みあがる。見事なんですよ…。

 ただちょっと困るのが、仲間加入とシナリオの”効率が良すぎる”ために、このキャラクターが好きっていう話や、そもそもこんなキャラが仲間になるんだって話がほとんどそのままシナリオのネタバレになっちゃうところなんですよね。性格と生い立ちと仲間になる経緯が直結してるからおいそれと語れないんです。

 だから、主人公の「デーリッチ」の話をします。”仕方なく~”みたいな導入ですけど、実際デーリッチはめっちゃ好きです。

 

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 主人公デーリッチは、ハグレ王国の建国者であり国王です。というとたいそうな肩書ですが、実際彼女は、「~でち」という特徴的な語尾に、ちょっぴりわがままで知識不足な、幼いひとりの少女です。おやつは大好きだし、寝る前にめちゃくちゃはしゃぐし、かと思えば遠足に行くと帰りの体力を残さないから帰路で必ず寝てしまう。そして何よりデーリッチは、人を疑わない。

 戦闘スタイルは魔法タイプで、リカバーという全体回復技や、オープンパンドラという前衛全員復活+特殊強化というチート級救済技を持つ、ほとんどサポートタイプの性能となっています(中盤では”便利な回復キャラ”に落ち着いてしまった現状を嘆き、物理攻撃特化モードにチェンジする技も身につけますが、使われることはほぼないですね…)。

 デーリッチの本質は、性格や戦闘スタイルから察せられるように、「誰かのために動く」という部分にあると思うんです。それは決して他人の意見に迎合し続けるというものではなく、貫く部分は貫きとおすし、言わない部分は言わないでおくということ。そうしてデーリッチが振りまいた、純粋で輝かしいやさしさは、巡り巡ってデーリッチを支える強さになる。

 きっとゲームを始めたすぐは、デーリッチのことを、なんだこの変な語尾のガキンチョはって思うでしょう。でもそれでいいと思うんです。そういうところからスタートするからこそ、メインストーリーが終わりに近づくにつれ、主人公は、国王はデーリッチでなくてはならなかったってなるんですよ…。ストーリーが進むとともに組みあがっていくデーリッチという「国王」を、時には一番近くで、時には手の届かない場所から目撃するんです。

 

 僕がメインストーリーで泣いた4回のうち2回はデーリッチ関連です。そんだけパワーがあるんですよね。

 

 

 繰り返しになりますが、正直キャラクターは何を言ってもネタバレになるのでほとんど何も言えません(これが完成度の高さゆえというのが葛藤ものですよ)。ただし、ゲームクリア時点で35人(残り3人はクリア後に仲間になるかと思います)ほとんど思い出せるぐらいには、誰もが濃くて、魅力的なキャラですということが言いたかったんです。

 本当に…………。

 

魅力2:日常とシリアスの使い分けがうまい

 これを紹介するためには、ゲームのシステムを説明する必要があります。

 最初に紹介したように、このゲームの目的、ストーリーの軸は「王国づくり」です。が、国づくりとはいっても、やれ近隣の村々との友好度がどうとか、遠征部隊がどうとか、A村がB町に侵略されたとかの奥深いシミュレーションがあるわけではありません。

 このゲームの国づくりは基本会話と戦闘で進行するストーリーと、「会議」というシステムで展開されます。

 

 「会議」は、個性豊かな王国民たちによる日常の報告会のようなものです。王国民たちが過ごす日常では、旅行に行ったからアイテムが見つかったり、レースに出て優勝したから賞金がもらえたり、いい夢を見たからステータスが上がったり、夕食前にハンバーガーを食べちゃったから素早さがダウンしたりと、たくさんの報告とイベントがあります。

 あるいは、各キャラクターから王国に利益を発生させる店舗の提案が持ちかけられ、無難に飲食店がオープンすることもあれば、治安維持部隊が設置されたり、近隣の村との交流を活発化させる中継交易所が設置できたりします。

 多くのキャラクターが繰り広げる愉快な日常は、王国の仲間が増えるたびににぎやかになり、やかましくも平和で、本当にもう尊くて楽しくて最高なんです…。

 

 そしてだからこそ、シナリオ本筋に横たわる”どシリアス”がキくんですよね。

 

 物語より以前の世界の歴史として、「ハグレ戦争」というものが起こっていました。無節操な召喚のもと供給過多となったハグレたちと、この世界(主に帝都)が争った戦争です。

 戦争というのは勝敗決して条約結んでハイ終わりというものではないのですね。住民たちは”かつて敵軍であった集団の特徴を持つ存在”というものに、憎悪であれ畏怖であれ、何らかの感情を持つものです。特にハグレは、”異世界からでもその存在が探知できる”ほどのパワーを持った存在であることが多いです。なので、力の強いハグレに対しては殊更にそうした”目”が強いわけですね。

 そうした「ハグレ差別」というのも、しっかりと描写されます。「ハグレ」というだけで仕事量に見合わない格安の報酬で使い捨ての労働力としてしかみなされないなどの階級格差もあれば、”単純に文化が違いすぎる”ために生じる軋轢など。それらの中にはどちらが善でどちらが悪なのか決められるものではないことも多々あります。

 作中で目撃することとなる「耳狩り」という行為があります。異世界から一方的に連れてこられた”獣人族”、オオカミの形質・能力を持つ以外は人間なのに、ある獣人は幼少期に、この世界の人間に”遊び”で片耳を切り落とされます。何の罪もない、ただ獣人であったというだけで残虐行為に見舞われてしまったのです。

 くすぶり続ける「この世界」と「ハグレ」。歴史上終結した「ハグレ戦争」は、その実、何一つとして終わっていない。さまざまな思惑が混ざり合い、物語は加速していきます。

 そういう”どシリアス”―――というか、”この世界の設定上避けては通れない衝突”というのを、ちゃんとやってくれるんですよざくアクは。魅力ありますよ本当に…。一度「ざくざくアクターズ」か「ざくアク」で画像検索してみてください。

 ”このほんわかした絵で!?”

 

 戦争というのは気まぐれで始められるものではありません。だからこそ始まってしまうことが悲しいし、簡単に終えられるものでもないです。物語的には、戦争という展開をやる以上、そこに至った対立イデオロギーの凝り固まりを解決しない限りは、展開に決着がつけられないし、強引につけたとしてもその筋書に納得するプレイヤーは少ないでしょう。でも安心して! 作者はきっと”くっだらねぇ円満解決”みたいなのをね、熟知してると思うんです。だからそうはならない。ちゃんと納得できると思います。

 

魅力3:ワールドトリガー好きならたぶん好きでしょ

 はい一番言いたかったのこれ。

 これ、このことをちゃんと書きたくて今回のブログ書き始めたまであります。

 

 「ワールドトリガー」は、現在週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。

worldtrigger.info

 膨大な情報量と、確固とした世界設定、そしてボードゲーム的感性で緻密に構成されたチームバトル。9/7現在16巻まで発売中で、15巻と同時に発売された「ワールドトリガー オフィシャルデータブック 『BBF(ボーダー ブリーフィング ファイル)』」は、その圧倒的な情報量と網羅的な…情報量と、新情報と、知りたかった情報で、とにかく”やばい”です、分厚い。1000円程度で買えばこれ無料で何度も読み返せるってほんとやばい。脳がね、喜んでた。データブックだから当然キャラクター図鑑ってのもあるのよね。で、それの掲載順がまた”ク”るんですよ。普通”主人公”って”作品の顔”じゃない? ということは、普通は真っ先に主人公たちから載せるじゃない? 違うんですよね『BBF』は。主人公たちはボーダーという組織に所属しており、そして本書は「ボーダーの資料集」であるからして、キャラクター紹介はボーダーという組織のトップからなされていくの。主人公たちはどこで登場すると思う? これがね、まず組織の上層部があり、そして戦闘部隊がAランク→Bランク→Cランクとあるんだけど、主人公たちはその時点では”Bランク”なの。結構読み進めないと主人公たちのキャラ紹介が”ない”の。この作品における主人公の扱いについては、単行本では次の17巻に収録されるんだけど、香取ちゃんのセリフがとことん印象的なんですよ。香取ちゃんと香取隊のオペレーターの華は幼馴染だったんだけどね、4年前の”第一次侵攻”をともに経験してるのね。程度の差こそあれ、日常の突然の崩壊が発生し、心にも体にもその爪痕は残っているわけ。そういうそこそこにヘヴィーな背景のもと、彼女らはボーダーに入隊したんですよ。そんな香取ちゃんがね、三雲隊の背景を知ってか知らずか、超新星のようにランク戦を勝ち上っていく彼らに対して「(自分たちが主役みたいな顔しちゃって…!)イライラするんだよ……!」ってひとりごちるんですよ。これもうほんっとジャンプで読んでおったまげた。僕ら読者は「ワールドトリガー」という作品を、あれが興業作品である以上用意された”主人公”たちを中心に、主人公たちに寄り添った視点で見ていく。けれどあの世界にはあの世界の登場人物たちがいて、それぞれに家族がいて、歴史があって、戦う理由があるんですよ。そこには誰が主役であるとかそんな概念はない。みんながそれぞれに意思を持って戦っている。ワールドトリガーにおいて主人公とは、あの世界の物語を読者に開放する窓口として位置付けられているんですよね。そういう合理的で、あの世界をあの世界として鑑賞できる強度を持った作品であるワートリが、僕は大好きなんですよ。ワートリはもともと再読性の非常に高い作品で、ある程度読んでからもっかい1巻から読み直してみて? そのたびに物語が違って見えるんですよ…。だから漫画喫茶で一気読みするとかってのは、あんまりおすすめしないですね。読み返してこそわかる面白さというものが詰まってます。っていうかこの作品がジャンプで生き残るってすごくない? ジャンプはずっとアンケート至上主義で知られてるのにそんな雑誌でこの、数十話まとめて読むことが前提みたいな話の作り方ってほんと序盤で支えてくれた人たちも頑張ってくれた編集の方も何より葦原先生に”ありがとう”としか言えなくなる。ワールドトリガー毎週本当に面白いです…。

 

 

 

…………は? テンション上がりすぎましたね。

 

 ワールドトリガー分解酵素があるなら、ざくざくアクターズ分解酵素もあると、僕は思うわけです。特にワートリは、戦闘回だけでなくそのつなぎの回にあたる日常も面白い。多種多様なキャラクターたちの日常がしっかりとあったうえでの戦闘だから、一戦一戦が面白いし思い入れもあるし燃える。

 

 そして世界設定の緻密さについてもすこぶる優れています。

 ワートリでは近界民たちに対して、さまざまな視点が用意されています。問答無用で排除する対象であったり、町の安全を脅かす以上は排除対象であったり、そこから発展して近界民との融和を図る勢力もあります。また、戦闘が戦闘それのみで完結しないのも好きです。戦闘が起こったことで、何か変わる日常がある。大規模侵攻を終えた後、ボーダー記者会見回がありました。あの記者会見が、ボーダーという組織の位置づけをすこぶる明確にしてくれました。この世界が”どう回っているのか”。そこを描いてくれて本当にありがとう…。(この点ではヒロアカも同じですね。ヒロアカも面白いぞ!)

 そしてざくアクについても、あの世界がどう回っているのかがかなり細かく描かれていると思います。中盤、国vs国の戦争が起こってしまいます。注目なのは戦争の”あと”です。戦後処理、戦後賠償問題についてもちゃんとやるんですよこのフリーゲーム。しかも賠償額の上下による将来的な経済効果の期待値みたいな計算まで、さらっとではありますけどやってます。まぁこう書くとちょっとかっこつけすぎな感じではありますけど、とにかく”それいらんやろ!?”みたいな微に入り細を穿つこだわりが、本当にさらっと出てくるんです。強固だなぁと思います。

 

 あとワートリの戦闘といえば、ボードゲームのように巧みに配置された抜群の構成力が特徴ですよね。圧倒的な強者はいても、絶対的な無敵はいない。相手の思考の裏をかく戦術と数の力で、局所的な敗北すら大局でいえば勝利には欠かせない要素であったりと、何度読んでもため息の出るような群像劇が魅力です。

 ざくアクの”シナリオ上の戦闘”も似た感じだと思います。同時進行する大規模戦闘にPTを分け、それぞれに別の目的を持ち、役割を果たす。そのなかではいくつも不測の事態が起こる。絶望と希望が交互に発生し、そしてやっとたどり着いた勝利は、また次なる戦闘の予兆をはらんでいたり……。

 

 あとはやっぱり会議ですね。これはざくアクにおけるゲームシステム上の「会議」とは別です。シナリオ上でも、大きな戦争に際した場合はもちろん、王国にふりかかった王国民全体で対処する必要のある事態などにも、それぞれちゃんと会議が行われます。

 一定以上のIQ持ったやつらが、合理的かつ論理的に、限られた情報から対策を立て、目的達成のためには密偵も飛ばすし密約も結ぶし、脅しもかけます。水面下での交渉も行いますし、あるキャラは軍事力ではなく経済力で戦います。問題解決の手段は、圧倒的な強者による”勢い”と”勝利”と”説教”だけではないのです。

 

 

 ただ、まぁ、ワートリクラスタと一口に言っても、好みポイントは一枚岩ではありません。

 僕のように緻密な世界観と合理的な展開と週刊連載とは思えない情報量と、それでもなおジャンプで連載が続けていられることを裏付ける抜群の構成力、それぞれの人生をしっかり持ったキャラクターたち、そして日常パートの絶妙なゆるさと戦闘パートの緊迫感(要するにほぼ全部ですね)が好きなやつもいれば、オッサムみたいな腕力とは別のところで戦うヒーローの成長がすげー好きって人もいて当然ですし、なすくま尊すぎな百合も、太刀迅も腐ですが正直”わかる”し、千佳ちゃんでシコる人もいるでしょう。レイジさんでシコる人もいるかもしれない。ヒュースをバックから犯したい人や、エネドラによるスライム姦良いよね・エネドラッドにも穴はあるんだよな…って人も中にはいるでしょう。ただしヒュースと陽太郎の関係は公式のあのかたちが”最強”なのでわかり手にはなれません。

 僕は個人的にアイドルマスターシンデレラガールズが好きなので、登場するアイドルたちのトリガー構成とかチーム編成、戦法などを妄想して遊んだりしています。戦闘中の欠損が生身にフィードバックされて残らないというのが、トリオン体のやさしいところですね。思う存分手足チョンパできちゃう。

  そんな、楽しみ方がとことん広いワートリクラスタのなかで、ざくアクを特にオススメしたいのは、「日常とシナリオのギャップ」「会議」「多様な価値観」あたりの”広がり”が好きな層です。あの世界にはあの世界なりの平和と闘争があって、あの世界に生きる人々の一人一人に戦う理由がある。そういうのが好きな層に、僕はざくアクを勧めたいです。あとは「ズートピア」や「シン・ゴジラ」も分解酵素が似通ってる部分は多少あるかなとは思います。

 

 

ほかには:ゲームとして

  今回、僕はざくアクを創作物として非常に評価しました。ただしやはり、ざくアクはゲームなのです。そしてそのゲーム部分も、”マジで面白い”んです。

 【フリゲ】『ざくざくアクターズ』レビュー!仲間を集めて王国を築け!【95点】 | 黒色ワナビーの住処

 

 引用させていただいたレビューは、このゲームのゲーム部分の魅力をとてもうまく伝えていると思います。

 戦闘システムやバランス調整などのゲーム的な部分は、このレビューからお読みください。画像付きでとてもわかりやすいです。

 

 個人的には、ストーリークリアだけならかなり優しいゲームになるんじゃないかとは思います。ゲームシステムには少々のクセがありますし、わりと中盤から「こういうときどうすればいいか、もうわかってるだろ?」と言わんばかりに、選択可能な手段を全部使わせるような戦闘があったりもします。けれどボス戦の戦闘中にほとんど毎回発生する会話で、攻略のヒントが与えられます。毎回ヒント出してくれるんです。考えるのが苦手な人も安心!

 同時に、やりごたえを求めている人も安心。倒さなくてもいい裏ボスにあたる「超強敵」と呼ばれる相手が何人かいます。もちろん倒せばそれなりのゲインがあるわけですが、こいつらがめっっっっっっちゃ強い。耐性がないキャラなら防御して防御バフつけてても全快状態から一発で消し飛ぶ超火力、HPを減らせば減らすほど熾烈を極めてくる攻撃パターン、このゲームを通じて作者と交流ができたフリー音楽配布者によるその裏ボスのためだけに作られた専用の新曲(!?)…8人PTというシステム、多様なアイテム、可能なコンボ、キャラの組み合わせなど、それまで培ったすべてを総動員させないと勝てない裏ボスがいます。やりごたえありますよ!

 

 

やりてぇなぁ

やろうぜ?

 

カテゴリ別記事アーカイブ|はむすたブログ

 作者様のブログです。ここから本体や最新verのパッチがDLできます。

 また、このゲームはRPGツクールVX Aceを使用して作成されているので、ゲーム起動にはRTP(ランタイムパッケージ)のインストールが必要になります。

RPGツクールVX Ace RTPダウンロード

 ここからあらかじめDL、インストールをしておきましょう。

 そしてRPGツクールがMVでないということは、Mac PCには対応していないということらしいです。本当に悲しい。こんな悲しみがあっていいものか…。

 

 

 おわりに

 ワートリが好きな人の多くに、ざくアクはおすすめできると思うからやってみてって思います。

 

 このブログも5記事目になりました。ようやくアイドルマスターシンデレラガールズ関連から抜け出したものが出てきましたね。もちろんシンデレラガールズはずっと好きです。次はどんなブログを書くのかな。楽しみ~。震えて眠れ。